Works

サイト登録から面談までのUX診断を通じて、
理想の転職ユーザー体験と業務サービスフローを設計

ユーザーが登録してからコンシェルジュと面談するまでのサービス最初の体験フェーズを最適化すべく、ユーザーとクライアント社内の両面から課題を探るUX診断プロセスをご提案しました。

Keywords
  • UXデザイン
  • サービスデザイン
  • デザインリサーチ
  • EX(従業員体験)設計
Project

ワークポート エントリーフェーズUX診断

Clients

株式会社ワークポート

Released

背景

ワークポートは様々なジャンルの転職サービスを提供する総合転職エージェントです。

ワークポートでは、サイトにユーザー登録してから面談に至るまでのコミュニケーションを最適化し、面談や応募に進むユーザーを増やしたいという課題がありました。担当者は口コミなどの情報から、この登録から面談までのフェーズにおけるユーザー体験に何らかの問題が生じているのではと感じていました。

そこで、ユーザーとオペレーションの両面から課題を特定し、登録から面談までの最適化を探るべく、プロジェクトをスタートさせました。

プロセス

競合調査

ワークポートの競合となるサービスについてユーザー目線で調べ、転職業界のデファクトスタンダードやワークポートが差別化できるポイントを探りました。

ターゲットユーザーインタビュー

サイトを訪問するユーザーを理解し、また訪問から面談までのユーザー体験を把握するために、インタビュー調査を行いました。

社員インタビュー

オペレーション改善に向けて、現場の担当者さんからヒアリング。現状の業務フローを把握するとともに、従業員とビジネスの視点における気づきを収集しました。

イメージ:プロセス

結果

各リサーチで得られた情報の整理と可視化、分析を行いました。

情報の整理と可視化

まずはターゲットユーザーのペルソナを作成し、訪問ユーザーの期待や最上位欲求を言語化。次に、サービスマップを活用してサービスフローとユーザーのタッチポイントを可視化しました。
これにより、エントリーフェーズの目指すべき姿を次のように定義しました。

「個別最適化された不快感のない呼び込み」
・ユーザーの最終ゴールはワークポートで満足いく転職をすること。
・そのために、自分の状況に合ったサービスを最初から最後まで提供してほしい。
・従業員もユーザーに寄り添った対応で心地よく働きたい。

分析

ペルソナを踏まえて、ユーザー体験上の課題と改善点を抽出。そこにサービスマップを重ねることで、具体的なサービスフローの改善点を導き出しました。最終的には理想のコミュニケーションフローをサービスブループリントの形に落とし込み、さらに課題と改善方針、改善案をレポートとして提示しました。

イメージ:情報の整理と可視化イメージ:分析

お客様の声

社内の人間だけでオペレーション業務の改善を行なう場合、どうしても効率化ばかりに目が向いてしまう傾向にあります。改善のつもりがユーザー満足度を下げる結果になってしまっていないかと、常々危惧しておりました。
そこで今回、フラットな目線で改善ポイントを洗い出すために、ニューロマジック様にサービス登録から面談日時設定までのUX診断をしていただきました。
インタビュー等の調査を通じて、ユーザーが弊社のサービスについて感じていることを掘り下げ、ニーズを整理していただいたことで、オペレーションの改善点を明確にすることができました。
更にご提案いただいた施策を一つひとつ実施したことで、ユーザーのサービス満足度向上につなげることができました。ありがとうございました。

写真:株式会社ワークポート 事業推進部 エグゼクティブマネージャー 林英二氏
株式会社ワークポート事業推進部 エグゼクティブマネージャー林英二氏

体制

写真:鈴木 郷佑
鈴木 郷佑プロジェクト統括/プランニングディレクター
写真:鈴木 智昭
鈴木 智昭プロジェクトマネージャー
写真:大黒佳奈子
大黒 佳奈子UXディレクター
写真:杉山 さやか
杉山 さやかデザインリサーチャー

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