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プロジェクトマネージャーと共にプロダクトを育て、チームをひとつにまとめる ― 社内DX×AIプロダクト開発の伴走

転職サービス「doda」を提供するパーソルキャリアの求人票作成業務を、生成AIで刷新するプロダクト開発に約1年間伴走。立場の異なるステークホルダーをひとつのチームにまとめ、プロジェクトマネージャーと共にMVPを定義・改善しながら、ユーザー体験と事業インパクトの両立を導きました。

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Project
パーソルキャリア 求人票自動作成アプリ 開発支援
Clients
パーソルキャリア株式会社
Released
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背景・目的

背景

パーソルキャリアでは、企業からの求人依頼を基に求人票を作成しています。より迅速な求人公開を実現し、求職者とのマッチング機会を最大化するため、求人票公開までのリードタイム短縮は事業上の重要課題となっていました。そこでリードタイム短縮の施策として、AIを活用した新しい業務フローと求人票生成ツールの開発が検討され、プロジェクトが始動しました。

目的

AIを組み込んだ新たな業務フローの策定、および画面デザインの納品。

アウトプット一例

  • プロダクトビジョン/エレベーターピッチの言語化
  • As-is・To-be業務フロー図
  • 現場ヒアリング/ニーズ整理
  • To-beユーザーストーリー/機能要求
  • 画面デザイン

プロセスと成果

プロジェクトの進め方(全体像)

本プロジェクトは約1年にわたり、以下の6つのステップで進行しました。

  1. チームビルディング・要求整理
  2. ユーザーヒアリング ・MVP要件定義
  3. MVP開発
  4. フィードバック収集
  5. 開発優先度の整理・ロードマップ策定
  6. 本番版プロダクトの開発・リリース

全ステップを通じて、「チームをひとつにまとめること」と「プロジェクトマネージャーと共にプロダクトを育てること」という2つの軸が両輪で回り続けました。ニューロマジックは全期間に並走しましたが、実装と現場ヒアリングの一部はパーソルキャリアが担当し、当社はUI/UXデザインと意思決定のリードに集中する、という役割分担で進めました。

Neuromagicならではのポイント

このプロジェクトでニューロマジックが価値を発揮したのは、次の2点です。本プロジェクトを貫いたのは次の2つの軸であり、これらを現場での具体的な動きに落とし込んだものです。

<本プロジェクトを貫いた2つの軸>
軸1:ステークホルダーをまとめ、チームを率いる。
立場の異なるメンバーの認識を揃え、役割が分かれる開発を「ひとつのチームの動き」に束ねること。
軸2:プロジェクトマネージャーと共に、プロダクトを育てる。
初めてプロダクト開発をリードするプロジェクトマネージャーと共に手を動かし、要件を定義し、リリース後も改善を重ねてプロダクトを成長させていく、その伴走者であること。

① 共創視点で議論できる場を整える

求人票作成業務をAIで刷新する大型DXプロジェクトであり、プロジェクトマネージャーが向き合うべきステークホルダーは多岐にわたりました。加えて長期にわたるプロジェクトでもあったため、関係者が「同じゴールを目指せる土台づくり」と、「メンバーが率直に発言しやすい環境の維持」に注力しました。ニューロマジックはモノづくりの外注先としてではなく、プロジェクトの一員として、そしてプロジェクトマネージャーと共に推進力を生み出すパートナーとして在り続けました。

例:チームビルディングのリード 「チームとして何を期待されているのか」「全社の大きなプロジェクトの中で、このプロダクトは何を担っているのか」——現在地と目指すべきゴールを可視化し、メンバー全員の意識を統一。プロジェクトの土台づくりを牽引。

例:振り返り会の主催 デザイン部・開発部などプロジェクト後半にメンバーが増えていく中で、小さなやりにくさや不満が生まれてきました。オープンな振り返り会の実施や、プロジェクトマネージャー陣との個別のすり合わせを通じて、不満が大きくなる前に解消し、チームの推進力を保った。

② ユーザー体験とビジネス的価値の両立を目指す

当初、現場で挙がっていた要望をもとに、実現すべき機能や改善事項の整理を進めていました。
一方で本プロジェクトでは、利用者にとって使いやすいことに加え、求人票公開までのリードタイム短縮や継続的な運用・改善も見据えながら検討を進める必要がありました。
そのため、限られた期間の中で成果を最大化する観点から、要求事項の優先順位を改めて整理し、クライアントと合意しました。

重視したのは以下の3点です。
・利用者が無理なく活用できること
・求人票作成の効率化につながること
・リリース時期を踏まえて実現可能であること

この3つの軸で要求を見直すことで、「現場の声をそのまま実装する」のではなく、「事業の目的とユーザー体験の双方に効く順序で、限られたリソースを投じる」という進め方に転換しました。

成果

本プロジェクトの特徴は、その進め方のスピードにあります。早い段階でMVPを形にして実装し、現場で使ってもらいながら改善を重ねるサイクルを回したことで、開発開始からおよそ1年でリリースに到達。長期化しがちな大型DXプロジェクトでありながら、短いサイクルで「つくって・試して・直す」を回せたことで、早期に成果を生み出しました。

公表されている効果は以下の通りです。
・求人票公開までのリードタイムが短縮される傾向を確認
・既存の求人票を参照しながらルールベースで求人票作成を支援することで、求人票品質の安定化を実現

<主なアウトプット>
業務フロー図 / 現場ヒアリング・ニーズ整理 / To-beユーザーストーリー・機能要求 / 画面(UI/UX)デザイン(Figmaデータ) / MVPバックログ・機能優先度整理 / 次期開発ロードマップ

その後

2026年3月にパーソルキャリア社内でのリリースが完了しました。
現在は事業状況に応じて内製化を進められていますが、プロジェクトマネージャーサポートの面で引き続きご相談をいただき、支援を継続しています。デザインと意思決定の伴走が信頼につながり、関係が続いていることそのものが、本プロジェクトの成果のひとつです。

最後に

「誰のために」そして「どのような成果を生むために」サービスをつくるのか?という、非常にバランスがとりづらく、しかし最も重要な問いを、チームと共に問い直し続けたプロジェクトでした。

本プロジェクトを貫いたのは、プロジェクトマネージャーと同じ目線で「立場の異なるステークホルダーをまとめ、チームを率いること」と、「プロダクトを育てること」と、——この2つの軸でした。プロジェクトマネージャーの強力なサポーターとして共創の場を整え、同時に「現場の要望」と「ビジネスインパクト」のあいだに立って、両者が納得できる優先順位を共に導きました。

長期にわたるプロジェクトの中で、方向転換のたびに認識を揃え直し、リリース後も共通のものさしで優先順位を判断し続けた——その反復のなかで生まれた判断基準そのものが、プロダクトとともにチームに残る資産になったと考えています。

お客様の声

本プロジェクトでは、現場の使いやすさと事業として実現したい価値の両立を目指しながら、要件や優先順位を継続的に見直していく必要がありました。 ニューロマジックの皆さまには、デザインやユーザー体験の専門性に加え、関係者間の認識合わせや論点整理など、プロジェクト推進の面でもご支援いただきました。 現在もCRAFTYは継続的な改善を進めていますが、単に依頼に応えるだけでなく、「何を優先すべきか」「利用者にとってどのような価値につながるのか」を一緒に考えていただけるパートナーだと感じています。 今後も利用者や事業にとってより良いプロダクトとなるよう、改善を続けていければと思います。

パーソルキャリア株式会社

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体制

プロジェクトマネージャー
久田 佑
ビジネスプロデューサー
泉 清志朗
サービスデザイナー
家坂 彩花
UI/UXデザイナー
阿部 智樹(Flowz)
掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。
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